ぽっこり ✳︎ 変わり結び

ポイント

・正面に見えるお腹部分は、帯を交差させています

・動きの激しいお子さんでも、帯がズレにくいのでおすすめ

・背面に見える背中部分は、りぼん結びが苦手な方も安心の押し込むだけ!

写真の通りなのであえて言葉で説明する必要も無いと思いますが、工程をご案内します。

①お子さんと正面で向かい合い、帯を持ってお腹に当てます。

後ろで1回(腹囲に合わせて数は変動してください)交差させ、右手・左手にそれぞれ帯を持ってきます。

②〜⑥胸の下で、右手・左手に持った帯を交差させ、背中側で結びます。以上です。

写真にあるような兵児帯(へこおび)を結ぶ際に

正面などがなんだかモタついてしまったり、お子さんが動く度にズレたりする場合が多いのですが

このように交差させるとオシャレに見えるだけでなく、ズレにくい・バランスがとりやすいとメリット豊富でおすすめです。

シンプルなりぼん結びの際に、正面を交差させるだけでも普段と少し違ったニュアンスが楽しめます。

背中部分は、りぼん結びがどうしても苦手な方や、ヒラヒラをどこかに引っ掛けて欲しくない時に使える帯結びです。結び・・・?帯しまいです。そう、しまってしまいました。

①写真では青と緑の長さが違いますが、特に気にしないでOKです。

②片方を(写真では青)、背中にぐいっと片付けます。

③点線の中にぎゅうと押し込んであります。背中は汗をかきやすいので、少し空気を入れる気持ちで。

④もう片方を、緑の図のように広げます。

⑤帯のピラピラ(はじ)を、③と同じようにぐいぐいと、余った部分はクッションのようにして、片付けます。

⑥なんとなく、良い感じの好みのバランスに整えて完成です!

このページでご案内したような

「ねじる」「余った布をクッションのようにしまう」はとってもオススメです!

ほどけにくいよう、きつく結ぶ方もたまにいらっしゃいますが、お子さんが苦しいだけなので絶対NG!!

「ねじる、しまう」は、きつく結ぶより解けにくいです。

お子さんが浴衣を着て遊びに行く際の帯結びにルールはありません。

自宅にあるベルトでも、スカーフでもなんでもOK!本人が苦しがらないように、楽しくセットしてあげてください。