おすすめ ✳︎ 簡単パタパタ結び
ポイント
・不器用な方でも、おしゃれに見える仕上がりに
・短い帯でもOKなので、自宅にある布でも代用できる
・ヘアゴムが1本が必要です
1 背中で1回むすびます。お尻や腰側でなく、どちらかと言うと上側に結び目がくるようにします。
2 片方の布を持ち(写真ではピンク)、屏風たたみ(びょうぶたたみ)にします。
この時、厳密に長さを合わせなくてもおおよそでOKです。
3 折りたたむことができましたら、屏風たたみの中心あたりを見定めて・・・
4 ヘアゴムを使い、真ん中にゴムどめをします。
5 ゴムどめができたら手を離し、もう一方の帯を持ちます。
写真の緑の矢印のように、この布ハジが下を向いていると思いますが、上に向かせます。ゴムどめをした屏風たたみの後ろ側から・・・
6 緑の矢印のように、上側に出します。
7 手前に布を倒して、先ほどのゴムどめをした所を隠すように、固定するように、布を巻きます。
8 写真のように、ぐるぐると1〜2回で巻き付けます。
9 巻き付けた布の余りは、ハジからくるくると小学生がよくやる靴下のアレのように写真のようにまとめます。適当に折ってもOKです。
10、11、12 帯と浴衣の間で腰のあたりに、この丸めた布をしまい片付けます。胴に巻いてある布に隠してしまうイメージです。
ここで片付けた余り布は、土台としても活躍しています。
リボン飾りなどは布の重さで自然と下がってきます。この重さを支えるように布をかませておくことで、リボンが重力に負けにくくなり、さらに帯の結び目などの固い箇所と体の間のクッションになります。
13 では、屏風たたみにしていた布の1つを引っ張ります。どれでもOKです。
14 他の布も、ピンクの矢印のように左右に広げます。
15、16 布の形を大きく、ふわっと形づけるように。
髪をセットする際に「ここに膨らみが欲しいな」「外巻きにしよう」「内巻きにしよう」と好みに合わせて自由に形づけるよう、帯も自分が可愛いと思う膨らみにしてOKです。
17 広げた帯を、下に向かせたり、左右に向かせたりと、好みの形にバランスが整えば完成です!!
難しい変わった結び方をしているように見えますが、アシンメトリーでもOKの簡単結びなので、左右をキレイに整えたりする蝶々結びをするより、ずっと気楽に仕上がります。
成人式などの着付けの際も、慣れない着物が気崩れしないようにキツめに着せて縛るように帯をセットする場合もありますが、苦しいですよね。。体に沿わせてクッションを入れながら整えると崩れる事もありませんし息が苦しくなる事もありません。
子供ゆかたの帯結びに関して、難しいルールはありません。
浴衣は現代の洋服のジャンルで言うと、普段着です。自由に気楽に着てみてくださいね!